グループ経営計画会議で従業員にレクチャーを行いました

2018年03月22日


ノブレスグループでは、従業員が年に1度集結する「グループ経営計画会議」を開催しています。2018年度の経営計画会議は、数年ぶりにグループの施設以外で。2018128日(日)に奈良春日野国際フォーラムのレセプションホールで開催しました。

 

プログラムはグループ中期経営計画の発表や全拠点長からの事業計画のプレゼン、優秀社員賞などの受賞者発表や昨年新卒で入社した1年生社員の企画によるレクレーションなど盛りだくさんでした。久しぶりに顔を合わせる従業員との会話も含め、わがグループの成長を実感できる日となりました。

 

私は会議冒頭で、従業員に向けた40分間のレクチャーを行いました。タイトルは「あなたもクリエーターだ!」です。昨年のレクチャーテーマであった「成果をあげるとは」を受け、実際に仕事の成果をあげるための具体的な方法やテクニックのレクチャーをしました。

 

持ち時間40分間で、タイムマネジメント、知的生産、アイディアの作り方、ブレインストーミングの方法など「成果をあげる」ためのヒントをたくさん伝えなければいけませんので、参加者が集中できるよう、いつものアクティブラーニング方式で従業員とコミュニケーションをしながらレクチャーを進めました。

 

今回のレクチャーで従業員に一番伝えたかったポイントは「大きな成果は、小さい成果をコツコツ積み上げる」「奇をてらうのではなく、地道なことが最も大切」「選り好みをせず、やるべき事をやっていく」ということ。

顧客に評価されるサービスも、事業成果も全て「小さな気づきと地道な改善の繰り返しである」というメッセージを従業員に送りました。

 

さて、ノブレスグループは観光事業を展開しています。勤務シフトの関係上経営計画会議に参加できない従業員もいます。当日やむを得ず欠席した従業員のために「第二回」を設定し、できるだけ多くの従業員にグループ経営計画を理解いただけるようにしています。

 

第二回は201825日にホテルソビアル 大阪 ドーム前での開催。今回は「アフォードする」をテーマに10分間で従業員にメッセージを送りました。

 

「アフォードする」は「与える、提供する」という意味の英語、アフォード(afford)から、米心理学者のジェームス・ギブソンが1950年代後半に作った造語です。

 

例えば、コーヒーカップには熱い飲み物が入っているので、人は自然に取っ手を持ちます。このように「見ただけですぐにわかること」が洗練されたサービスやデザインにつながり、iPhoneなどの大ヒット商品が世の中に生まれています。

スピーチではコーヒーカップを手に取り「ノブレスグループのホテルやレストランのサービスの概念にもぜひ”アフォードする”ことをと意識してほしい」と従業員にメッセージを送りました。

 

奈良春日野国際フォーラムで盛大に、そしてホテルソビアル 大阪 ドーム前でアットホームに開催された2018年度の二回の経営計画会議。私から従業員へのメッセージが伝わり、今年1年がグループにとってさらなる飛躍の年となることを願っています。