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2016年07月01日(金)

「日本的革命の哲学」

人から、明恵上人の「あるべきようは」に関する歴史的意義について問いかけがあった。

 

明恵の思想の歴史的意義を記した本で、有名なところは3冊有る。

 

(1)白洲正子 歌人として芸術的な分析

(2)山本七平 思想家として日本の歴史上での評価

(3)河合隼雄 世界史上希有な「夢記」という著作を通じて人類共通の心の分析

 

である。

 

今回は、(2)の山本七平氏の「日本的革命の哲学」について、 ・・・

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2016年06月30日(木)

「暴力」というハードパワー、「文化」というソフトパワー

ハーシュマンのことが好きなのは、彼の言説も素晴らしいこともある。
しかし何よりも、不屈の魂を持っているからだ。

 

浜田先生に研究会の開催をお願いしたのは、3年前アベノミクスが順調に滑り出し始めたときだった。あの頃、消費税の問題を気にはしていたが、これほどの悪影響が出るとはまだ予想していなかった。

あのときに、生誕100年を記念しハーシュマン研究を行っていたら、今回の英国の「離脱」問題においても、何が起きているのかより普遍的な問題に落とし込んだ深い言説が展開されたに違いない。増税問題で、忙しい過ぎて話が進まなかったのは、 ・・・

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